水道水に含まれる「PFAS(ピーファス)」について
こんにちは。
リラック館山店です。
私は、昨日テレビのニュースを見ていて衝撃を受けました。
水道水に含まれる成分のPFASは健康被害が懸念されているそうです。
PFASは、有機フッ素化合物という物質の総称です。水道水に含まれていることがありますが、近年、健康への影響が心配されています。
有機フッ素化合物の代表的なものとして、PFOS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)があります。PFOSとPFOAは耐熱性・耐薬品性に優れているため、フライパンのテフロン加工や泡消火剤に使われてきました。
しかし、PFOSとPFOAは環境中で分解されにくく、蓄積性があるため、現在は国内外において製造、使用等が規制されています。
国内では暫定目標値(体重50キロの人が水を毎日2リットル飲んだとしても、この濃度以下なら健康に悪影響が生じないと考えられる水準)として、水道水中のPFOS及びPFOAを合計50 ng/L以下とするよう定められています。
そのため、全国の自治体では定期的に水質検査を行い、PFASの濃度が暫定目標値を下回るように管理しているのです。暫定目標値を超過した場合は、取水地点や浄水場原水の監視を強化する、活性炭を注入するといった対策を取る自治体もあります。
国によると、PFOS、PFOAがどの程度身体に入ると健康に影響が出るのかについては、いまだ確定的な知見はなく、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる健康被害が発生したという事例は確認されていません。そのため、国において、最新の科学的知見に基づき、専門家による検討が進められています。
千葉県のホームページに「公共用水域及び地下水のPFOS及びPFOA測定結果について」記載されているので、気になる方は見てみてください。